「自分で集客しないといけないのに全然お客さんが集まらない…」
「新規のお客さんがなかなか増えずに悩んでいる…」
あなたはこのような悩みを持っていないでしょうか?
この記事では集客に苦戦している美容師専用の集客方法を解説していきます。
具体的には、
- 美容師の集客がうまくいかない原因
- 具体的な集客施策を優先順位を付けて解説!
- リピート率爆増!鬼のリピーター獲得術
などを話していきます。
美容師の集客で重要なのは“機能的価値”と“感情的価値”の両方を提供すること。
ここさえ押さえれば簡単に新規顧客やリピーターが獲得できます。
合わせてヘアカットの技術力向上やSNSの活用、予約ツールの導入、サロンの雰囲気を良くするなどの工夫をすれば鬼に金棒です。
美容室に頼らなくても集客ができるようになっていきましょう。
※美容室と美容師個人では集客方法や考え方が大きく変わってくるので、美容室の集客について知りたい場合はこちらの記事を読んでみてください。
なぜ失敗する?美容師の集客がうまくできない3つの原因
最初に集客が失敗する原因を見ていきましょう。
原因を理解して改善をすることで、自然と集客に成功する確率が高くなります。
知らない間に陥っていることもあるので、ここで確認していきましょう。
(特に3つ目は必須の要素です)
具体的には以下の3つです。
- あなたじゃないといけない理由がない
- シンプルに技術不足
- 感情的価値と機能的価値の両方を満たしていない
あなたじゃないといけない理由がない
世の中にはたくさんの美容師が仕事をしています。
そして、お客さんはその中から自由に選んで施術をしてもらうことができます。
それにも関わらず、もしあなたが他の美容師でもできるサービスしか提供していなかったらどうなるでしょうか?
当然ですがお客さんからすると、
「う〜ん、悪くはないけど他の人でもいいかな」
となってしまいます。
そうならないためにもお客さんが“他でもないあなたでないといけない理由”を意識して作る必要があります。
たとえば、
- カットが抜群にうまい
- トーク力が高く施術中の会話が楽しい
- 他の美容師ができない難しい注文に応えてくれる
などなど「お客さんがあなたを選ぶ理由」が必要になってきます。
シンプルに技術不足
美容師はサービス業です。
お客さんにサービスを提供して、その対価としてお金をもらいます。
そして、満足のいくサービスを提供するには美容師としての腕が必要不可欠。
技術力が低くお客さんを満足させられなかったら、その後のリピートはありません。
それどころか、口コミで悪い評判が広まってしまい余計に新規のお客さんが取れなくなるでしょう。
(地域密着型であればあるほど、この傾向は強くなります)
そうならないためにも日々、技術を磨き新しい知識やトレンドを勉強をしていきましょう。
感情的価値と機能的価値の両方を満たしていない
あまり知られていませんが、価値には2つの種類があります。
1つ目が似合う髪型にカットしてもらえるなど機能性が得られる機能的価値。
2つ目はカット中のトークが楽しいなど感情的な満足が得られる感情的価値。
もし個人で集客をするなら、この2つの価値を両方満たすようにしましょう。
よくあるのがカットやカラーがうまければお客さんは満足してくれるという考え方。
確かにそういう側面もありますが、それだけではまだ不十分なんですね。
集客に苦戦する美容師は、大体このどちらか片方にしかフォーカスしていません。
だから、どんなに頑張っても集客ができず苦悩することになります。
機能と感情の両面からアプローチしてお客さんの心をガッチリ掴んでいきましょう。
美容師の集客で大事なのはコレ!3つのコツを紹介!
次に美容師の集客で大事な3つのコツを紹介していきます。
どれも効率良く集客するのに欠かせない内容です。
中にはこのコツを意識するだけで一気に集客ができるようになることもあるでしょう。
どれか1つだけではなく3つ全てを実践するようにしてみてください。
具体的には以下の3つです。
- 周りの美容師を圧倒する技術力を身に付ける
- 素人でもわかる実績を手に入れる
- お客さんにあなたのファンになってもらう
周りの美容師を圧倒する技術力を身に付ける
常に集客ができている美容師は周りの美容師と比較して腕がいいです。
腕がいいからお客さんの満足度が高く、口コミなどでさらに別のお客さんが集まってきたりするんですね。
そのためにも常に技術や知識を磨いていきましょう。
「いや、さすがにそれくらいはクリアできてるよ」
と思うかもしれませんが、意外と技術不足である人は多いので。
実際、美容院に行ったはいいけど思ったような髪型にならなかった、仕上がりが変という事例が数多くあります。
美容師のカットの仕方どう思いますか?
去年の末頃から友達にカットの上手な所を紹介して貰って行ってますが、カットが独特です。
3日前に行ってきましたが、毛先が跳ねてまとまらず困っています。
カットは3回目だったのですが、
昔お母さんが前髪を切る時と同じ感じで、一気に沢山の毛を直線にバサバサと切ります。
最後にすきバサミで少し薄くしてくれて終了です。
今までこんな切り方をする美容師を知らないので驚きますが、すその歪みがないので摩訶不思議です。横も後ろも毛先が跳ねるので困っていて、別の美容室に直ぐに行こうか、伸びるまで一ヵ月待とうかと迷っています。
去年まで行ってた美容室は、美容師の義理の両親の介護の話しを聞かされて、毒舌で鬱陶しい気分になるのでやめました。
引用:Yahoo知恵袋
しかも、そういった不満はほとんどのケースで施術した美容師に言わないので自覚しにくかったりします。
美容師である以上、技術力の向上からは逃れられません。
潜在的な不満を持たれないように常に腕を磨いていきましょう。
素人でもわかる実績を手に入れる
新規のお客さんを集客するなら素人でも理解できる実績があると話が早くなります。
パッと見で、
「この人、何かすごそう、、、」
と思ってもらえれば、それだけでお客さんの心はグッとあなたに傾きます。
具体的な例を出すと、何かの大会で優勝したとか。
これまで何人のお客さんの施術をしてきたとか、お客さんの満足度がどれくらい高いのかとか。
あとはインスタグラムなどを使ってポートレートを作るのもいいですね。
知識のある業界人ではなく美容業界について全く知らないど素人でもすぐにわかるような実績を作って推していきましょう。
お客さんにあなたのファンになってもらう
美容師は属人性の高い職業です。
とりあえず髪切ってもらえればいいというよりは、この人にカットしてほしいという考えで美容師を選ぶ人が多いです。
なら、お客さんがあなたのファンになればそのあとずっとあなたを指名してくれる確率が高くなります。
実際、
「有名な〇〇さんのファンでずっと指名している」
「好きな芸能人の髪を切っている美容師だから、自分もその人に切ってもらってる」
みたいな事例はよくあります。
ファンになってもらうなんて言うと難しく聞こえるかもしれませんが、満足の行く施術をした上でお客さんとの信頼関係を築けば意外とカンタンです。
ファンという言葉がイメージできないなら、友達と言い換えてもいいでしょう。
実際お客さんと接するときに、美容師というよりは友達のような距離感で接してリピーターを獲得しまくっている美容師もいます。
(もちろん、施術はプロとしてしっかりやり切ります)
いずれにせよ何も考えずに仕事をしているだけでは苦戦は必至。
どうすればお客さんが満足してファンになってくれるかを考えていきましょう。
【必見】具体的な集客方法を5ステップに分けて解説
ここからは具体的な集客方法を5ステップに分けて解説します。
よくある方法だけ書いて、どれからやればいいかわからないということがないため取り組みやすいと思います。
今のあなたがどのステップにいるかチェックしながら実践してみてください。
- ステップ1.【必須】SNSアカウントを作成する
- ステップ2.SNSアカウントのフォロワーを伸ばしていく
- ステップ3.お客さんが口コミしたくなる仕組みを作る
- ステップ4.これまでの経験を実績としてまとめておく
- ステップ5.獲得した顧客をリピーターにする
ステップ1.【必須】SNSアカウントを作成する
お客さんと直接やり取りできるSNSは美容師が個人で集客するなら欠かせないツールです。
実際、お客さんから「今日って空いてますか〜?」というDMが来てそのまま来店、なんて使い方をしている美容師もいます。
名刺代わりにもなるので、今の時点でアカウントを持っていない場合は早急に作成しましょう。
(ちなみにプライベートのアカウントと仕事で使うアカウントは分けた方がいいです)
使うのは基本的にどのSNSでもいいのですが、美容師と相性がいいのがインスタグラムです。
なぜなら過去に自分が担当したカットやカラーの写真をポートレートとして掲載できるから。
他のSNSでも画像の掲載はできますが、以下の2点を考慮するとインスタが最も適していると言えるでしょう。
- インスタは画像に特化したSNSである
- 利用者数の多さ
(そこを見越してあえて別のSNSを使うという戦略もありますが、ここでは割愛します)
「インスタやってるけど全然反応ないし、集客なんてできないんだけど、、、」
という人はぜひこちらも読んでみてください。
ステップ2.SNSアカウントのフォロワーを伸ばしていく
アカウントを解説したらフォロワーを伸ばしていきましょう。
フォロワーが少ないと露出度も少なく、そこから集客をするのは難しくなります。
具体的には以下のような活動をしていきましょう。
- 毎日、何かしらのコンテンツを投稿する
- 自分が美容師をやっていることがわかるプロフ作成
- 見込み客になりそうな人をフォローする
- コメントなどがついたら返信する
- DMが来たら対応する
最初はなかなかフォロワーも増えずしんどいと感じるかもしれません。
しかしフォロワーが増えてくれば、一気に結果が出るようになっていきます。
辛いのは最初だけなので、諦めずに継続してきましょう。
ステップ3.お客さんが口コミしたくなる仕組みを作る
口コミは強力な集客方法です。
自分ではない人が集客してくれるので、自分の時間を確保しつつ集客ができます。
一方でお客さんが口コミしてくれるのを待つしかないという欠点があります。
やってみるとわかりますが、口コミをお願いしてもやってくれる人はごくわずかです。
そこで大事になってくるのが“お客さんが口コミしてくれる確率を上げる”こと。
そのためにはお客さんが思わず口コミをしたくなる仕組みを作ることが必要です。
具体的には、口コミでお客さんを1人紹介してくれるたびにヘアワックスプレゼントとか。
次回のカット料金を割引きとか。
こういったリターンを用意することで、お客さんが口コミしやすくなります。
ステップ4.これまでの経験を実績としてまとめておく
お客さんとしてはカットやカラーは絶対に失敗したくないと思っています。
なので、美容師を選ぶときはしっかりとした経験と実績を持っている人がいいと考えます。
だからこそ、これまでの実績をまとめておくことが大事になってきます。
たとえば、あなたがカットをお願いするときに以下の2人だったらどっちにお願いしたいでしょうか?
美容師は大体5年くらい?やってますね。
カットの人数?いや〜さすがに数えないんでわからないですね。
でも、下手じゃないですよ。お客さんも大体満足してくれてますし。
美容師は5年と2ヶ月やってます。
カットはこれまで1万人以上、担当してきました。
仕上がりはこういった感じのものが多いですね。他にも写真があるので見てみてください。
満足度は5段階評価で4.6なので自信はあります。
普通に考えて後者にお願いしたいですよね。
前者は実績などが適当なのに対して、後者は客観的にわかりやすい内容になっています。
これまで担当してきた内容をまとめて見やすくしておいたり、数字を使って客観的にわかるように掲示しておきましょう。
それだけで新規のお客さんが集まってきやすくなります。
(自分のSNSや名刺に書いておくと目に入りやすいのでオススメです)
ステップ5.獲得した顧客をリピーターにする
お客さんを獲得したら、そのお客さんをリピーターにしていきましょう。
集客なんて言うと新規のお客さんを集めることと思われがちですが、実はリピーター獲得も一種の集客です。
そして、個人の集客においてこのリピーター獲得こそ最も差が出る部分なんですね。
実際、継続的に集客ができている人は根強いファンがたくさんいます。
具体的なリピーター獲得方法は後述するので、そちらを参考にしてみてください。
インスタ攻略!美容師集客に必須のSNSを使いこなせ!
ここからはInstagramの攻略方法を話していきます。
すでに解説した通り、美容師とInstagramはとても相性の良いSNSです。
しかし、すでにインスタグラムにはたくさんの競合が存在していて、素人が丸腰で突っ込んでも思うような成果は得られません。
そうならないために、ここでInstagramの攻略方法を解説します。
最後までじっくり読み込んで取り入れてみてください。
インスタユーザーが美容師を選ぶまでの流れと心理
では、解説していきますが今回は以下の条件でインスタユーザーが美容師を選ぶまでの流れと心理を解説します。
- 新規のお客さん
- 現段階であなたをフォローしていない
【インスタユーザーが美容師を選ぶまでの流れとその時の心理】
- 「そろそろ髪型変えたいな〜。何か良い髪型ないかな?」
- インスタを開いて「#ショート」で検索
- 「これかわいい!他に同じような髪型ってないのかな?⇒プロフィールをクリック
- 「これもいい感じ♪これにしたいなぁ」
- 投稿をいいね・保存・フォロー
- 念のため、他のスタイルもチェック
- 「やっぱりあの髪型にしよう!」
- 美容師にコンタクトを取る
- 予約
例外もありますが、大半のユーザーはこのような流れで美容師を選択します。
もし、すでにインスタを利用していて結果が出ていない場合は、この流れのどこかでつまづいている可能性が高いです。
たとえば、コンテンツの投稿数が極端に少ないとか。
もしくはプロフがイマイチで予約するのに躊躇するとか。
あとは連絡先などがわかりづらいところに書いてあって、どうやって予約したらいいかわからないとか。
原因はいろいろあるので、1つずつ確認していきましょう。
インスタ集客で意識すること
上記の内容からわかるようにユーザーから選んでもらうには、
- ユーザーがいいと思う髪型が投稿されている
- 可愛い、魅力的と思うセンスがユーザーと一致している
- この人なら絶対に自分を可愛くしてくれると感じる
- プロフィールを見て怪しさを感じない
- フォロワーがたくさんいる
このようにインスタ上のコンテンツを通じて信頼される必要があります。
以下のようなことを意識してインスタを運用していきましょう。
- コンテンツの数を充実させる
- 写真撮影の技術を向上させて写真の見栄えを良くする
- プロフを充実させて怪しさを無くす
- 連絡先をわかりやすいところに記載する
- 常にフォロワーを増やして信頼性や権威性を向上させる
実際の事例紹介
ここまでインスタの攻略方法を話してきましたが、実際の事例も併せて紹介したいと思います。
さっき説明したように自分が担当したスタイルを写真に撮って投稿しています。
キャプション(文章)でもどんな人にオススメなのかを書いた上で予約へ誘導しています。
またプログには予約先のリンクが貼ってあり、もしこの人に依頼しようと思ったときにすぐに予約できるようになってますね。
地味ですが、こういった努力の積み重ねで集客ができるようになっていきます。
では、次です。
こちらも前の例と同じように自分が作ったスタイルを投稿しています。
また予約に関してもキャプションで詳しく書いていてスムーズに予約ができるようになっています。
ハッシュタグも付けてできるだけたくさんの検索に引っかかるようにもしていますね。
このようにインスタから予約を取るにはさまざまな工夫が必要なので、こういったアカウントを参考に日々、改善を繰り返していきましょう。
美容師が個人で集客するならこれがマスト!リピーター獲得方法とは?
新規集客の次はリピーターの獲得です。
このリピーター獲得ですが、美容師が個人で集客するならマストとも言えるものとなっています。
というのも、実は新規顧客獲得はリピーター獲得の5倍の労力がかかると言われていて、かなり大変な業務になります。
(これをマーケティングの世界では「1:5の法則」と言います)
なので、1度でも来店したお客さんにリピートしてもらう方がラクだし効率がいいんですね。
スタッフが何人もいる美容室と違って個人が1日でできることには限界があります。
なので、少しでも効率の良い方法を使って、どれだけ頑張っても報われず疲弊するなんてことがないようにしましょう。
具体的には以下の5つを解説します。
- コミュニケーション能力を上げる
- 周り人ができない技術を身に付ける
- リピートするメリットを作る
- 名刺を作成して配る
- お客さんと継続的にコンタクトを取る
コミュニケーション能力を上げる
美容師は施術中も含めてお客さんと会話をする機会が多い職業です。
なので、美容師としての腕だけではなくコミュニケーション能力も上げていきましょう。
ただ、コミュニケーション能力を上げるなんて言うと、
「面白い話ができるようにならないとダメなの?」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、別に面白い話をする必要はありません。
たとえば、お客さんの中にはあまり話しかけてほしくない人もいます。
あとは面白い話を聞くのではなく自分の話を聞いてほしい人もいます。
そういう人にいくら面白い話をしたところで「何か居心地悪いな…」思われてしまいます。
そうなるとリピートはしてもらえません。
相手が求めるコミュニケーションを見抜いて、その通りの会話をする。
これが真のコミュニケーション能力です。
お客さんがどんな形のコミュニケーションを望んでいるか見極めて、適切なコミュニケーションを図っていきましょう。
周りの人ができない技術を身に付ける
周りの美容師ができないような技術を身に付けることも大事になってきます。
たとえば、スタイルにこだわりがあって、こうして欲しいけど周りの美容師には「そんな難しいのはできない」と断られてしまった。
こういう人がいたときにあなたがそのスタイルを作れたら、そのお客さんは確実にあなたのことをリピートするでしょう。
これは話をわかりやすくするための極端な例ですが、このように技術は磨いておいて損はありません。
他の美容師がやりたくてもできないことができるくらい技術力を伸ばしていきましょう。
リピートするメリットを作る
お客さんにリピートするメリットを作ることでもリピート率は高くなります。
わかりやすいのはポイント制ですね。
ポイントがあれば途中まで溜めたポイントがもったいないという心理が働いてリピートする確率が高くなります。
あとはカットやカラーをするたびに仕上がりを写真に取っておいて、毎回の施術のときにどの髪型にするか選べるようにするとか。
もしくはお客さんごとに髪の特徴や顔の骨格をチェックして、こういうスタイリングがオススメですよみたいな提案をするとか。
こういったお客さんが「この人にずっと担当して欲しいな」と思うようなサービスを入れていきましょう。
名刺を作成して配る
美容師が個人で集客するなら名刺も必須です。
お客さんに名刺を渡しておくことで帰ってからも思い出してもらってリピートにつながりやすくなります。
ちなみにさっきSNSが名刺代わりになると書きましたが、名刺自体もあって損はありません。
むしろ、デジタルとアナログの両面をカバーできるので両方あった方がいいですね。
また名刺には以下のような要素を入れるといいでしょう。
- お店の名前
- 自分の名前(ふりがなも)
- メールアドレスやSNSアカウントの情報
他にも得意な施術内容がなどがあれば書いておくとなおよしです。
あとは名刺に名刺以外の役割を持たせるといいですね。
たとえば、名刺の裏面をポイントカードにするとか。
名刺だけだと整理したときに捨てられてしまうこともあるので、名刺以外の役割も持たせるとよりOKです。
お客さんと継続的にコンタクトを取る
1度でも来店したお客さんとは継続的にコンタクトを取りましょう。
というのも、心理学に「単純接触効果」というものがあります。
【単純接触効果(ザイオンス効果】
はじめのうちは興味がなかったものも何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説(misattribution of perceptual fluency)で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。
by Wikipedia
これはお客さんと接触する(コミュニケーションを取る)回数が多ければ多いほど、その人への好感度が上がりやすくなるというものです。
好感度が上がればリピートをする確率も上がるので、どんどんお客さんと交流していきましょう。
ちなみに、コンタクトといっても直接会う必要はありません。
たとえば、最後の来店から一定の期間が過ぎたらメールやDMを送ってみるとか。
(ちなみにこういった連絡をするタイミングは3日、3週間、3ヶ月のタイミングがいいです)
クーポン付きのハガキを送ってみるとか。
そういった間接的なコンタクトでOKです。
美容室と美容師の集客は全くの別物!
最近はフリーランスの美容師も増えて美容師自身が集客を行わなければいけないことも増えてきました。
ここで気を付けなければいけないのは美容室と美容師の集客は全くの別物ということ。
美容室は法人であるので個人より信頼されやすく、資金もスタッフも多いので比較的ハードルは低いです。
一方で個人で集客をする場合、ほとんどの場合で最初は全く信頼されず相手にもされません。
確保できる時間も体力も自分1人では限界があるので、美容室での集客と同じと思っていると痛い目に遭います。
法人(美容室)と個人(美容師)の集客の違いを理解して、適切な集客をするようにしていきましょう。